こんにちは、高原一能です。今回は、小さい子供がいる雨の日の過ごし方について書きたいと思います。
まずは、昔ながらの遊びです。3歳の後半くらいから簡単なルールのトランプ遊びはできるようになると思います。一番わかりやすくて取り組みやすいのは、やはり定番の神経衰弱です。小さい子にとっては数字の学習にもなりますし、記憶力を鍛えるにも抜群のゲームですよね。一人ではなかなか対等に勝負はできませんが、チーム戦にしたり、ハンディキャップをつけたりすることで、小さい子でも勝負に勝ちたいという気持ちも芽生えますし、真剣にトランプ遊びに取り組むことができます。小さい子のハンデは、単純に取った枚数+αにしたり、めくる枚数を2枚ではなく、3枚もしくは4枚にしたりすることもできます。ババ抜き、ジジ抜きは最初の持ちカードが多いと子供の小さい手では広げにくく持ちにくくもありますが、床に広げたり、時間をかけたりすることでそれなりにゲームになります。ただし、ババ抜きは、子供がジョーカーに過敏に反応してしまうので、誰がジョーカーをもっているかすぐにわかってしまうというという欠点があるので、ジジ抜きの方が最後まで集中して勝負ができる遊びだと思います。
トランプに続いてカード遊びの定番と言えば、UNOです。UNOも4歳ころからほとんどのルールを理解することができます。幼稚園でも年中の教室にはUNOがおいてあり、ルールがわかる子で遊んでいるそうです
続いてのカード遊びは、カルタと言いたいところですが、ルールは簡単ですが、反射神経はどうしても小さい子が不利になって勝負ができないといった問題があります。そこでカルタに似た百人一首を使った坊主めくりがおすすめです。坊主めくりは字も読めなくてもできますし、反射神経、記憶力もいらない、ただの運試しゲームといったところだからです。いわゆる坊主は見た目にもインパクトがあるので、子供たちも楽しんで百人一首というものと触れ合うことができます。
次は、折り紙です。ただ折り紙を折るとなると、親が横にいてフォローしてあげないといけないことが多いですが、折り紙を使ったちぎり絵は時間をたっぷりかけて作ることができるのでおすすめです。まずは画用紙に好きな絵を描いて、それにクレヨンなどで色塗りをせず、折り紙を細かく手でちぎって、色を塗るかわりに、糊で貼っていくというものです。細かく紙を手でちぎるという作業も子供にとっては難しく、とても時間がかかります。また小さくちぎった紙の方が、画用紙に貼ったときに出来栄えもよくなるといったポイントもあるので、小さくちぎるということを最後まで頑張ることができるのだと思います。
また、小さい子が好きなシャボン玉もおすすめです。普段はベランダや庭でシャボン玉を飛ばすと、風でよその家の洗濯物についたりして、クレームがでるところもあるそうですが、雨の日は、洗濯物を干している家が少ないですし、雨にあたって割れてしまうので、遠くまでシャボン玉が飛ばないので、あまり近所の目を気にすることなく遊ぶことができるようです。
雨の日の話ではないですが、雨上がりの公園や水たまりで、開き直って思いっきり子供たちを遊ばせるというのも一つの手です。泥水なので、長靴、サンダル、汚れてもいい服で行かないと大変なことになりますが、すべて今日だけはと親が覚悟を決めることができれば、こどもたちは普段は止められる泥遊び、泥水あそびを存分に楽しむことができると思います。泥団子を作るというのも、子どもにとっては大事なことで、どうやったら丸めることができるか、きれいな形になるか、どうやったら崩れない泥団子になるかといったことを考え、手で作業することがとても重要だそうです。